戦闘アクションの極みおすすめ度
★★★★★
近年のCG重視のヌルいアクションゲームに飽きた方、昔ながらのやりごたえのあるアクションが好きな方、更に古代ローマや剣闘士と云うキーワードに興味がある方々へ。
20数年間、ゲームを遊んで来ましたが、戦闘アクションに関しては、歴代の家庭用ゲーム(PCを除く)の中でも究極な完成度。
ゲーム中の不自由さや物足りなさには、世界観のルールがある為、古代ローマの剣闘士に関する知識があれば、納得の範囲内。
アクションの駆け引きのリアルな緊張感や戦術の熟考は、よく他ゲームで云われる爽快感など遠く及ばない。
切る・弾く・避ける・投げる(超豊富なパターンのアクションとリアクション)の攻防の激しさ・熱さは、他のゲームと比較にならない、命懸けの真剣勝負の醍醐味が確かにある。
武具(数百種類)が装備品毎にキャラグラに反映され、精錬(=合成)によってオリジナル強化可能。
個性的な数多くのスキルと自由な育成要素。数々の剣闘・模擬戦争・決闘。
死は誰にでも微笑む。
しかし、歴史には残る…。
いざ、自由への道へ!
帝政ローマ時代版ボクサーズロードかも
おすすめ度 ★★★★★
アーテインという聞き慣れないとこから発売されてますが、アーテインには「エアガイツ」、
PSの「ボクサーズロード」、PS2の「はじめの一歩」シリーズなどを手がけた優秀な製作会社が
揃っているので、あぁなるほどなって頷かせる、味のあるゲームに仕上がってます。
やるべき事は、奴隷剣闘士として売られた自分を訓練で鍛え、武器・防具を入手し合成強化して装備し、
技を磨いて数多くの戦いを勝ち続け、いつの日か自分を買い戻す事。
奴隷ですから、お金は貯まりにくく、自由も制限された単調な日々の繰り返しが続きますが、
粘り強く後半まで続けられれば、驚くほどの成長とともに究極の自由を手に入れられるかもしれません。
注意すべき点として、覚える事がやや多めな事、訓練と戦闘ではかなり反射神経を要求される事、
序盤が難しい事、慣れてくると武器・防具の収集やスタイル・スキルの探求など止めどころに困る事w、
CERO15歳以上推奨なので小さい子供には向かない事、などには気を付けた方がいいかも。
ステファン ウィズダム著「グラディエイター―古代ローマ剣闘士の世界」という、
amazonでも販売されている本を読めばわかりますが、このゲームの時代考証は優秀なので、
歴史好きの人も、かなり楽しめると思います。