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グラディエーター エクステンデッド・スペシャル・エディション

リドリー・スコット
おすすめ度:★★★★★
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作品の世界にどっぷり浸かりたい人は買うべき
おすすめ度 ★★★★★

 劇場公開版などを観てこの映画に惚れ込んだ人なら、映像特典以上に追加されたシーン
を観ることで登場人物の心理や背景などがより深く感じ取ることができると思う。例えば
短いながらもマルクス・アウレリウスの、息子がテントに入ってくる時のわずかな動きなど。
 映画と原作を比べると、予算や映像作品としての流れを考えた結果から描かれないシー
ンがいくつも出てくるが、この拡張版はその間を埋めるものだろう。野戦病院やモロッコ
の闘技場、グラックス宅に巨像の足の下など、小説版にはあったシーンがいくつも盛り込
まれていた。ただ以前に日曜洋画劇場で放送された時には倒れたタイグリスに声をかける
シーンと城壁の間で敵に囲まれ、兵士たちを恫喝するシーンが含まれていたが、劇場版に
もこの拡張版にもそれは含まれていなかった。

 個人的にメイキング映像などはあまり好きではないので映像特典はそれほどありがたく
はなかったが、この映画のファンなら持っておいて損はないと思う。音声に関しては私は
高音質の恩恵を享受できる環境にないので全く痛くなかった。ハンス・ジマー&リサ・ジェ
ラードの音楽は素晴らしいものだったが、高音質で聴いたらもっと素晴らしいのだろう。
特に最後のコロッセウムの喪失感溢れる音楽は何度観返しても涙を誘う。

 たぶん何も知らずに初めて観る人には劇場公開版の方がわかりやすいと思うが、何度か
観たことがあったり小説版を読んだことがある人にはこちらも十分に楽しめると思う。



なぜ?
おすすめ度 ★★★★☆

 これだけの映像特典をプラスしておきながら、なぜに音声がレベルダウンしているのでしょうか。理解に苦しみます。
 作品としては、ほぼ満点ですが、DVDの仕様には納得がいきません。『ボーン・アイデンティティ』のときもそうでしたが、特典が新しく増えても、音声がレベルダウンすれば、きっと購入者は満足はしないと思います。私も、新しい特典が見たいがために購入しましたが、もちろん満足はしていません。音声解説は嬉しかったのですが…。

 最近の廉価版の乱発にも苦言を呈していますが、再発DVDにも苦言を言わせていただきたいと思います。コレクターを悩ますようなことはなるべくしないで頂きたい。満足のいく仕様で再発することを願います。


劇場公開版がディレクターズ・カット
おすすめ度 ★★★☆☆

冒頭に監督のあいさつがわずかに入りますが リドリー・スコット監督自身は劇場公開版に満足しています。最近、完全版、監督編集版が良く発売されますが この拡張版は 監督自身不満があるみたいです。以前発売された特典に削除した理由を場面解説しています。監督が入れたかった場面もあるのですが物語上、不要だったり、テンポが落ちる場面もありました。AVファンには、dts-esの音響が削除されているのが残念なところ。特典が2枚組ですので特典ファン向きでしょう。私は、前のdts-es版を手放してしまったので再度買うつもりです。



持っていても欲しくなる
おすすめ度 ★★★★★

~最初に発売されたDVDを持っていても今回のDVDは欲しくなっちゃいますねw
私の大好きな映画ですのでもっていたいというのもありますが、
持っているDVDに削除されたシーンは特典としてついていますが、
ホアキン・フェニックス演じる皇帝が父親の墓に行くシーンとかは絶対本編にあってもよかった!!というくらい重要だと思ってます。
それが本編にプラスさ~~れたとなるとこれはもう買うしかないですね!
出来ればこの完全版を一度劇場で見てみたいですよね・・・
にしてもこれだけの内容量でこの値段で見られるなら迷わず買ってみて損はないでしょう!~



3枚目だが、やはり食指が動いてしまう(笑)。
おすすめ度 ★★★★★

 リドリー・スコットと言えば、そのフィルモグラフィーを振り返ってみても、その後のジャンルに多大な影響を与え、今や、神格化され、一つの「記号」となった感がある大傑作「ブレードランナー」&「エイリアン」、本作を始めとするアカデミー・ノミネーション作「テルマ&ルイーズ」&「ブラックホーク・ダウン」、大ヒット作「ハンニバル」、そして、私が個人的に偏愛する「誰かに見られてる」&「デュエリスト」等、多彩で輝かしい経歴を持つ、現在のアメリカ映画界を代表するフィルム・メーカーだが、アメリカ本国では、意外に評価が低い。それは、多分、スコットがCMディレクター出身で、徹底してスタイリッシュなヴィジュアリストだからであろうが、本作は、激烈で、エモーショナル、正に、血がドクドクと噴出する様な、らしからぬ“熱い”傑作だ。私は、既に、デラックス・コレクターズ・エディション盤と、SUPERBIT盤の2枚を所有しているが、やっぱり食指が動いてしまう(笑)。ディスク2にオリバー・リードの撮影済み未公開映像が納められている事を知り、そう言えば、撮影時に急死したリードに、このフィルムは捧げられていた事を思い出した。ここは、スコット同様、イギリス出身で、異端でスキャンダラスなヴィジュアリストであるケン・ラッセルの、70年代の早すぎた傑作群(「肉体の悪魔」、「恋する女たち」)に主演し、ムンムンとした強烈な個性を発揮していたリードの最期の勇姿を見届けるとするか。


概要
グラディエーターとは、古代ローマ帝国時代の大衆への見世物として、巨大コロシアムで人間同士又は猛獣を相手に死ぬまで戦いを強いられた剣闘士のこと。
時は西暦180年。巨大コロシアムで戦うグラディエーターの中に、自らの野望しかない皇帝によって愛する妻子を殺され、英雄から奴隷の身におとしいれられたマキシマス将軍がいた。彼は妻子の復讐のために真のグラディエーターとなるべく戦い続けるのであった。真のグラディエターとはいったい…?
欲望、嫉妬と邪悪な空気が渦巻く中、妻子への愛の信念を貫くマキシマスにラッセル・クロウが扮している。強さの中に憂いを含む見事な彼の演技によって、戦闘シーンが苦手な女性にもおすすめできる。彼は本作でアカデミー主演男優賞を獲得した。また、リドリー・スコット監督を虜にしたという古代ローマの再現は圧巻。第73回アカデミー賞で5部門受賞。(斉藤洋美)

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