時期が早すぎた作品かも おすすめ度 ★★★☆☆
まず惜しい作品…といった感想を持った。
大阪が独立して大阪まるごと民営化特区となり、そこに保証人になって2億の借金がある東京の元警察官が金稼ぎに伊丹空港に降り立つ…と導入部は最高に期待させられる。
完全自由競争の大阪…公共サービスであっても全て儲かる、儲からないで判断されている、と主人公の目を通して描かれており、この描写をもっと細かくして話を展開してほしかった。
画と原作が別れていると内容に期待が大きくなってしまうのだが、
目の付け所はよかったのに練りきれていない印象をもった。
画は好きな画風で、別の作品があれば読んでみたいと思う。
…ダイヤになりそこねた原石だと思う、光る箇所があるだけに…
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