本物のデリコを観た事がない方へ おすすめ度
★★★★★
時には鬼気迫り、時には喜びを伸びやかな声に乗せ、時には限りなく優しく語り掛けるKUMIのボーカル。
全身全霊をかけて愛を、ロックを奏でる直樹のギター。
それに輪をかけて相乗し音の厚みを増していくホリー、高桑、白根、権藤。
音楽好きですか?ロック好きですか?愛を信じますか?
彼らが信じる音楽がここに在ります。
数ヶ月かけてKUMIと直樹自らが編集した映像は、あの日武道館で私が観た躍動を、聴衆との一体感を、上手く集約した感動作です。
生のデリコはすごいよ!是非あなたにも観てほしい!!!
もう、最高!
おすすめ度 ★★★★★
待望のライブDVD!最高の仕上がりです!
実際にライブ会場にいるかのような臨場感!
観終わるまで――いや聴き終わるまで身体がゾクゾクして堪りませんでした!(笑
透き通るような歌声、そして体中に響くビート。
ステージ中を跳ね回る彼らを見ると、本当に音楽を愛しているんだな〜と改めて思いました。
そして、前作"THE FILM 1999.12‾2002.05"で垣間見れたKUMIの可愛い一面も、今作では満載!
NAOKIのギターソロの部分も多くあり、とてもカッコいいです!
そして、編集も上手く途切れる部分がないため、多分自然と最後まで通して観てしまうと思います。
とにかく、飽きるシーンがないDVDではないでしょうか。
それと個人的に思うことは、前作"THE FILM 1999.12‾2002.05"を観てから今作を観たほうが楽しめるのではないかと思います!
概要
2005年5月27日、日本武道館で行われたライブ“IN CONCERT AT BUDOUKAN”における音源を厳選・収録した初のライブDVD。僕は実際にこのライブを体験しているのだが、この作品を見て、彼らのライブ・パフォーマンスの“新しさ”を改めて実感することになった。ラブサイケデリコのパブリック・イメージはおそらく、“60~70年代の音楽をベースにした、トラディショナルなロック”という感じだと思うのだが、本作を見れば彼らの先鋭性にイヤでも気づかされることになるはずだ。基本的にはオーソドックスなバンド・サウンドなのだが、ドラムの音色、リズムの構築など、そこには確かに“00年代におけるロック・ミュージックの在り方”というテーゼが感じられる。もちろん、ダブルネック・ギターを弾きこなすNAOKI、ライブが進むにつれてボーカルの熱量と興奮度を増加させていくKUMIの姿を見て、単純に盛り上がるのもアリ。円形のステージセットなんて、“70年代の洋楽のライブ”って感じだし。(森 朋之)