確かに音は良くなっています。しかし、“最高の音”を求めた副作用とでもいいますか、Last smileの前奏から曲中ずっと流れ続ける低音があまりにも低すぎて、イヤホンなどで聞くと簡単に音が割れてしまいます。ヘッドフォンで聞いても割れます。なので、Last smileが目的で買う方は、少し注意が必要かもしれません。
あと個人的な感想なのですが、Last smileだけは以前のアルバムに収録されているものの方が良いです。なんというか、このアルバムのLast smileはあまりにも音を変え過ぎていて、デリコが本来持つ哀愁といったものが薄れてしまっているように感じました。
もう一つ、Fantasic worldのエレキギターの前奏はもう少し音を聞き疲れしないようにしてほしかったですね。この曲がかかり始める度に、家族から「うるさい!」と言われるので(苦笑)
これ1枚あればいい。おすすめ度
★★★★☆
今も好きといえば好き、なんだけど全然聴いてない。なのに買ってしまいました。
一つはリマスタリングされた音の出来、もう一つは選曲の良さ。
以前のアルバムはたまに引っぱり出してきても、一枚通して聴くと疲れてしまって繰り返し聴けなくなってしまっていました。
ずっと考えていた原因は低音の過多、もしくは質。
また暫くお蔵だな、と何度目かの繰り返しの末にこのアルバムを知り、試聴したらばっちり。理想の音に近かった。
低音はバスドラのアタック感を立てつつ必要最小限に抑えられ、ベース音ときちんと分離するように。
打ち込みのシンバルの音も高い部分が出るようになっているし、随所に配置された効果音も埋もれにくい。
ボーカルの立ち位置も変化。ディレイもはっきりして奥行きもきちんと持たれている。
これを聴いた後にオリジナルアルバムを聴くと、ボーカルを前に置いて中低域を背景の軸とした
言わば"分かりやすいのっぺりとした音"に感じてしまう。
以前のベスト盤は所持していないのでどうかわかりません(試聴はしています)が
ベスト盤ならそれ用に全体のマスタリングがされているはず。
しかし、これ程意図的にバランスを変えることはしなかったでしょう。
そして選曲が渋い。
個人的には Unchained,All over love,邦盤ならDry town 等が収録されているのが嬉しいところ。
U.Sデビュー盤でもあるとのことで全体としてきちんと統率されているのもツボ。
以前のベスト盤に手を出さなかった理由の一つが選曲だったのですが、これならば満足です。
唯一不満があるとすれば Fantastic World だけ録音の質が異なるせいか、浮いてしまっているように感じること。
これはどうしてもいただけない。故に☆-1です。
以上。
私自身、変わり者と自負しているのであまり参考にはならないかもしれません。
祝・全米デビュー!ということでおすすめ度
★★★★☆
曲に関しては、これまでのアルバムやベストを持っている人にはあまり魅力はないですね。私はご祝儀的な意味で買いましたが(笑)
リマスタリングでかなり音が変わっていますが、私は何故か音が地味になったように感じました。聞き比べたい人向けかな。
デリコの一番良いアルバムは、ライブアルバムだと思ってます。
音の違いにビックリ。おすすめ度
★★★★★
まずは、Masteringでここまで変わるものか!と驚きました。
「新しく録音したの?」というくらい、新鮮なコーラスや音が聞こえてきます。
ただ、選曲が15曲中10曲は日本版ベストと被るので少し物足りない感も。。
(個人的には大好きな「all over love」が収録されているのが嬉しかったです。)
まだLOVE PSYCHEDELICOのCDをひとつも持っていない、という方にぜひ聴いていただきたい作品です。
リマスタリングが最高!
おすすめ度 ★★★★★
今回の聞き所は何と言っても、リマスタリングされたサウンドだと思います。ぐっと、サウンドがよくなって、アメリカ気分を堪能できますよ!