操作性は良く、また自機の反応もいいので、ほぼ直感的にMSを動かせるガンダムゲームとして私の中ではかなり評価が高いです。ただ実際に最後までクリアすると、MSやミッションの数が人によっては少ないと感じるかもと思いましたが、ステージの構成もドックや街中といった陸上だけでなく、海や川など地形による挙動やMS特性の違いを感じさせてくれましたし、同じステージを何回もチャレンジしても飽きないので、プレイ時間としてはかなり長く遊べました。
難易度はほとんどの方がエンドまで行けると思います。ここであえて、GC版の「戦士達の軌跡」と比較すると、戦記は「アクション重視」、軌跡は「戦略性とアクションが半々」で、軌跡の方が難しいという印象が強いです。戦記の場合は、戦略といっても仲間の機体を前に置くか後方に下げるか、もしくは散開するかの3つの指示だけなのでわかりやすく、敵の出現パターンを覚えれば、どの指示が有効か大体つかめてきます。アクションシューティングとして良作です
絶妙なゲームバランス!(難易度)おすすめ度
★★★★★
これは面白い!
ゲームは一年戦争中の地上戦ミッションに特化し、連邦軍・ジオン軍、
それぞれの壮絶なMS戦を見事に表現しています。
自機は隊長機で、常に3機フォーメーションで行動し、頼りになる部下
達が作戦中、常に語りかけてきます(笑)。ジオン側のベテラン部下は
平然と 「隊長。俺の足を引っ張らないで下さいよ!」と言い放ち、
「敵機撃破!次は!?」など、臨場感溢れる報告が飛び交います。
戦闘は、敵機確認・射撃戦開始!隙をついての格闘戦!敵もやる気だ!
そして刹那、突き刺さるヒートサーベルに膝から崩れ落ちる敵MS!
(格闘戦中、サーベルを連続で斬りつけると発動する画面効果に興奮!)
しかし安心するのはまだ早い! 敵機の爆発に巻きこまれるのだ!
中盤に登場する「陸戦型ゲルググ」で一気に戦況が変わる!
更に全ミッションAランク以上で登場する「ケンプファー」で連邦の
新型ガンダム「ALEX」「GP01」を撃破せよ!
実弾(バズーカ等)の低い命中率にやや不満がありますが、ストレスは
溜まらず、部下が優秀なので上手く囲めばガンダムとも互角に闘えます。
注)連邦側だと強力なビームライフルとビームサーベル&盾を装備する
各種・ガン○ム様が使用できるため、初心者にも安心して遊べます。笑
ベテランでも敵を次々と撃破する爽快感と、ジオンのエースパイロット
(シャア、サイクロプス隊など)の敵機登場に再び興奮!
地上戦ガンダムゲーとしては最高峰!
おすすめ度 ★★★★★
ミッション多彩、MS多彩!アクション操作抜群と宇宙戦を廃止
地上限定のステージ作りに徹したためか、かなりの良作です。
戦闘システム以外にも、ミッション間・後 の作りこみ具合いは賞賛ものです。
連邦側とジオン側にミッション内容が分かれているので、クリアするだけでも相当楽しめます。
僚機を2機従えての戦闘バランスなので、プレイヤースキルが伴わないと簡単にやられてしまうかもしれません。
ですが、ガンダムを入手し次第に慣れてくると
プレイヤー機体単体でのミッションクリア・高ランク獲得も出来る難易度です。
操作性自体は快適ですが、慣れを必要とするかもしれません。
さほど難しくないので、地上戦のガンダムアクションを楽しみたいならガンダム戦記をやって損はないかと。
概要
根強い人気を誇る名作アニメ「機動戦士ガンダム」を題材にした3Dアクションシューティングゲーム。シリーズの世界観の原点である一年戦争を舞台に、プレイヤーは地球連邦軍とジオン公国軍のどちらかを選び、モビルスーツを操ってミッションをクリアしていく。敵の撃破や味方機の護衛など、さまざまなタイプの任務があり、それらをクリアするとストーリーが進展していく。
アクション自体は、特に難しい操作を必要とせず、だれでも簡単にモビルスーツを操れるよう工夫されている。注目は、プレイヤーを補佐してくれる2機の僚機とチームを組んで、3つのフォーメーションを駆使して戦うシステム。強行突破や索敵など、状況に応じてフォーメーションを変更指示する必要があるため、緊張感あふれる戦闘を味わうことができる。また、チームを組むモビルスーツの相性など、チーム戦ならではの奥深さも大きな魅力のひとつ。なお、搭乗できるモビルスーツは「第08MS小隊」に登場したものや、知る人ぞ知るモビルスーツなど、その数は30種類以上。ストーリーについても、連邦軍とジオン公国軍のどちらを選んだかによってそれぞれ展開が変わっていくため、やり応えも十分となっている。
ちなみに、物語の登場人物はオリジナルキャラを中心に構成されているが、原作に登場した人物も多数登場する。これらの人物がどのような形でストーリーに絡んでくるかも、ファンにとっては見どころのひとつといえるだろう。リアルなグラフィックと爽快感あふれるアクションはもちろん、プレイヤーを中心に展開する人間ドラマなど、新たな視点で描かれた一年戦争は、ガンダムファンならずとも注目だ。