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鬼切り夜鳥子3 みちのく血煙慕情 (ファミ通文庫 ま 2-1-3)

桝田 省治
おすすめ度:★★★★★
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ファンディスクっぽい
おすすめ度 ★★★★☆

桝田省二さんの鬼切り夜鳥子シリーズ第三段。
1,2巻が現代を舞台にしていましたが、今回は夜鳥子が生きていた平安時代。
求道坊も出てきたりして、第三段と言うよりは
ファンの声に答えたファンディスクっぽい小説・・・と言えばいいでしょうか。
その辺はさすがゲームデザイナーさんが書いた小説と言う感じがします。

ストーリーは割にお約束っぽい感じがありますが
夜鳥子の刺青式神の秘密なんかもちょびっとわかったりしております。
「面白いか?」と聞かれれば、1&2を読んだ人には楽しめます。
でも、いきなり3を読んでも同じ感想がもてるかと言うと少し疑問点もアリ。
2と同じでファンと一緒に作り上げた物語でもあるので、
ファンにとっては嬉しい!待ってました!…って感じなんですけどねぇ。

…ファンじゃなかったら、そもそも買わないのかしら?(^^;

読むんだったら先に1&2巻をどうぞ!



ファン以外の方にお勧めしたいです。
おすすめ度 ★★★★★

「リンダキューブ」や「俺の屍を越えてゆけ」などのゲームデザイナー桝田省治さんの小説です。
ゲーム同様、キワドイ描写や意表をついた演出にハラハラドキドキさせられます。
いや、ゲームよりも桝田テイストは“濃く”なっています。
(ゲーム化されれば間違いなくCERO「Z」、18禁になりそうです)

「3から読んでも大丈夫」と書かれていますが、自分はやはり1から読むことをオススメします。
3冊まとめて買ってもゲーム1本より安いし、何回か読んでも新しい発見があるように作られています。



実際の平安末とはちょっと異なります
おすすめ度 ★★★★☆

3巻は1,2巻に比べ一番読みやすいです。

昔の話なのでどうしようもないですが。
読んでいて、救われない気持ちになりました。
亡くなっていく人が多いです。
ただ中には幸せになった人もいるので、そこは良かったと思います。
読みやすさは刊行されている鬼切り夜鳥子シリーズで一番かもしれません。

あと、今回は、食べ物よりも温泉に入っている印象が強いです。東北の温泉好きもニヤリと楽しませてくれる作品でしょう。
もちろん東北の食べ物も描写されています。
メインキャラクターの心理描写も出来ていて、自然と感情移入が出来ました。
また1,2巻へと話が繋がるので確かに3,1,2と読んだ方が分かりやすいと思います。
普段、小説に触れない人は、試しに3巻から購入して読んでみて気に入ったら1,2巻を購入する、というのも一つの手だと思います。



ノリで読めれば良いんでないかい?
おすすめ度 ★★★★☆

最初に言っておきたいのは、時代考証は相当にお粗末・・・・平安末だというのに、小袖があったり、あろうことか屋敷には「表札」まで掛かっている始末。正直なところ思わず笑い出してしまった。だけど、歴史小説というわけじゃなくて、たまたま平安末を舞台としたエンターティメントなわけだから、それもご愛嬌と思って読めば、まあいいかと思って許してしまえる。だいたい、どうしても、時代考証が気になる人は「読まなければ良い」だけのことだし・・・
このシリーズ3作目だが1作目に繋がる前、夜鳥子が生きていた時代を描いたお話しで、1作目から読んでいなくとも楽しめる1冊だと思います。登場人物も生き生きと動いていて、読んでいて楽しいし、作品の魅力もアップして感じられるのではないでしょうか?
ここまで読むと、夜鳥子と求道、駒子と久がどーなるのか?ものすごーく気になってくるから困ったもんだ。著者には、是非4冊目を書いてもらいたいものだと思う



遅れてきた読者の愉しみ
おすすめ度 ★★★★★

 面白いゲームが作れるからって、面白い小説が書けるとは限らない。
 そんな子供のような反発で避けていた桝田省治の最新作、今回は時代物だというので読んでみました。
 読了後に猛省。食わず嫌いは敵だと痛感しています。

 主軸は二振りの刀をめぐる逃亡劇であり、異能者たちの戦いを描いた退魔アクションです。
 しかし、それ以上に印象に残るのがヒロイン夜鳥子と求道の純愛。いささか純愛と呼ぶには難のある人物造詣ですが、ラストまで読めば確かに純愛としか言いようが。

 個人的に「微」エログロは看板に偽りありだと思うので万人には薦められませんが、もしも伝奇が好きで、懸命に生き抜こうとするヒロインが好きで、血わき肉躍るバトルも好きで、おまけにまだ「鬼切り夜鳥子」を読んでいないという人がいたら、ためしに読んでいただきたいと思います。
 是非ご一緒に、夜鳥子の物語を時系列順に読めるという、遅れてきた読者だけに許される特権を満喫しましょう。


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