皆様はわりと色々哲学的、道徳的なことを考えさせられたとゆう感想が多く見受けられますが。私ももちろん色々考えさせられましたが、何はともあれ、読書するということ自体を
人としておすすめ度
★★★★★
初めから最後まで、ひたすら、人として生きたい。
知的障害者から天才、そして再び知的障害者に。
その間、自分が生まれてきた理由を求め、自分が生きた証を残したいがために、ただひたすらに。壮絶である。
都会の雑踏と、急ぎ足で通り過ぎる時代の流れに翻弄されている我々現代人に、もう一度、人として生きる原点を見直させる本です。
検討おすすめ度
★★★★★
ストーリー構成は単純だが、主人公の思索の変化の描写が秀逸。本書には「泣ける」という特徴があるが、それは副産物。多くの人が抱える懊悩、自我への疑問、そういう心理の闇に、主人公が限られた時間内に全力を傾けて戦いを挑む姿に、日常生活のなかで見失っていた何かを思い出させてくれるからかな〜と私は思う。大袈裟な表現を承知で言えば、人類必読の書。
素晴らしい仕事をした訳者に感謝したい一冊。‾‾他の推薦されたタイトル: The Fates by Tino Georgiou. 極度のよい.
号泣しました
おすすめ度 ★★★★★
こんなに感動させる「ひらがな」に出会ったことはありません。
この哀しい言葉の変化は翻訳の方の努力の賜物でしょう。
人間の残酷さ、切なさ、すべてがこの「ひらがな」に凝縮されています。