ピンボール型アクションアドベンチャーおすすめ度
★★★☆☆
純粋なピンボール(=シンプルなピンボール=ファミコン時代のピンボール)を期待すると、ガッカリすると思います。
このゲームは、ピンボール型アクションアドベンチャーゲームです。
コインを集めて、アイテムを取得し、スターを集めて、ボスを倒し、最後にピーチ姫を救うことが目的です。
(途中、セーブをしながら。)
「テレビのCM中などの、ちょっとした空き時間にゲームがしたい。」「寝る前に、ちょっとだけゲームがしたい。」と思っている、「忙しくて疲れているけどゲームが大好き」な人には向かないと思います。
私は星3つの評価ですが、時間がある人ほど、評価は高くなると思います。
このゲームのメインターゲットは、小学生~中学生と思われます。
ピンボールゲーム、ではない。おすすめ度
★★★☆☆
このソフトをピンボールゲームと呼ぶのは非常に抵抗がありますね‥
特にSSのピンボール至高の3部作デジピンシリーズなどをやりこんだ方などには
正直オススメできないです。(ティルトもないですしね)
アプローチは非常に面白いと思います。
シリーズ通してのお約束であるキノコで大きくなったり、小さくなったり。
(大きくなった場合は下に落ちづらくなり、
小さくなったときだけ通過できるレーンも存在します。)
ピラミッドの面ではターゲットにマリオを当て続けると
砂に隠れたピラミッドがせり出してきて、ピラミッドの中に入れたり。
(ピラミッド型のジャックポッドですね)
ただ、こういったアプローチが全体的に一歩昇華しきれていないな、と感じました。
すべてのギミックが予想の範疇を超えていません。
「おお!」とうなってしまう場面がないため、様々な面において
非常に冗長なイメージが付きまといます。
また、クリボーなどの敵が画面内を普通に動いており
それらの敵にマリオをあてる、というフィーチャーも中途半端です。
ベースがピンボールになっていますのである種受動的な
プレイになるのは予想できるのですが、敵を倒す戦略がたてられないため
非常にもどかしい思いをすることが多かったです。
思い切ってファイアをだせるようにしてもよかったのでは?とも感じました。
紹介サイトでは、海外でピンボールゲームの雄として名をはせたメンバーが
プログラムしたとのことで非常に期待していましたが、
ボール自体の動きを含め納得のいくつくりではなかったです。
残念ながら長く遊べるゲームではなかった、という結論に達しました。
情報サイトによれば、10月リリース予定のまわるメイドインワリオには
モーションセンサーが内蔵されており、傾きや振動を検知するとか。
今作にそのセンサーが採用されていれば、また違った作品になったかもしれません。
概要
クッパにまたまたさらわれてしまったピーチ姫を救い出すため、今度はマリオがボールに変身して大活躍。まん丸になったマリオをフリッパーで弾いて敵を倒していく、アクション要素満載のピンボールゲームだ。
ピンボールのステージは「マリオサンシャイン」などをモチーフにした、これまでのマリオシリーズを思い起こさせるものばかり。いくつものステージに散らばった「スター・キー」を拾い集めて、クッパを追い詰めていかなければならない。
分岐あり、ミニボス戦ありのさまざまな仕掛けが施されたステージをクリアしていけば、最後には魔王クッパとの対決が待ち受けている。もちろん、クリボーやノコノコなどのおなじみのキャラクターたちも登場する。
ステージは一画面に収まる大きさで、非常に美麗なグラフィックが目につくのが印象的。アクションの爽快感とピンボールのシンプルな操作を両立した、新しいタイプのゲームだ。(松本秀行)