やっぱりナマでおすすめ度
★★★☆☆
DVDでみても迫力があり、BLUE MANのセンスそのものを感じることは可能。
しかし残念ながら、それは劇場で本物をみたからこその追体験なのではないかとも思ってしまう。
やはりBLUE MAN初体験には、YouTubeやDVDやCDではなくナマで観ることをオススメしたい。
サマーソニックが待ち遠しい。
魅惑の青塗り集団。おすすめ度
★★★★★
ラスベガスで実際にショゥを見て感動しました。
言葉がわからなくても十分に面白さが理解できるんです。
幾本も並べられたオリジナル打楽器の不思議な音にトキメキを感じます。
CDだけでは伝わらないおすすめ度
★★★☆☆
彼らのパフォーマンスはCDだけではほとんど伝わらない。しかしながら彼らの行為に触れること自体が難しい日本ではこのCDだけでも少しは彼らのことが理解できる。アフリカンミュージックのような、打楽器(?)主体の音楽は遺伝子に刻まれた快感とマッチして気持ちいい。だがやはり彼らのリアルなパフォーマンスを見ずしてこのCDだけ聞くのはもったいないと思う。
概要
ブルーンマン・グループの作りあげた本作はデビュー盤とは信じがたいほどだ。彼らのハイテクを駆使した型破りでパーカッシブなショーは大評判を呼び、数々の賞を受賞し、1991年にオフ・ブロードウェイで上演を開始して以来ロングランを続けてきた。しかし、本作はこのショーのサウンドトラックではない。収録曲の数曲は実際にショーで聴けるが、それとは別の楽器、演奏者、それに最近発明された楽器も加わっている。 ブルーマン・グループはドラム缶の上にペンキをたらし、それを叩いてペンキを飛び散らせキャンバスに抽象的な絵を描く。さらに、意表をつくシンプルな材料から独自の楽器を作りだす。本作では、エアポールや大きなドラム缶、ポリ塩化ビニルを用いた楽器などが使われている(もちろんデヴィッド・ヴァン・ティーゲムはグループのメンバーではない)。こうした(何よりビジュアル的に目立つ)手作りの楽器であるにもかかわらず、圧倒的にリズミカルなサウンドは、さらにアクセントとしてギターを加え、80年代初期から中期のアート・ロックを思い出させる。
2分間のオープニング曲の乱打は、芸が細かく十分に楽しませてくれる。パーカッシブなサウンドがしだいに厚みを増し、そこに誰もが引用する映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネをかすかに彷彿させる、サウンドトラック風のギター・ラインがおおいかぶさるのだ。本作は全曲通して期待を裏切らない満足度の高いアルバムであり、誰もの興味を引くBGMを聴かせてくれる。(Mike McGonigal, Amazon.com)