angelsのこれからに期待おすすめ度
★★★☆☆
オープニングテーマはangelsの奏でる、JSバッハの「小フーガ」 ト短調BWV578の現代版アレンジ。Bondやクライズラー&カンパニーの音楽を強く連想させる、アップテンポなリズムと冴えわたるヴァイオリンの音が印象的。
バッハの原曲は心癒されるバロックの代表的な曲の一つだが、TVでは戦闘機やドッグファイトの映像と音が入り、好戦的かつ勢いのある迫力の仕上がり。
だが、CDのトラックには それらが無いのと、2人組のユニットという事も手伝って、音色の数や音自体の迫力といった点では、Bond達に若干劣る感じは否めない。ジャケットからしても、エリア88色が強いので、TVで放映されている爆音入りのトラックがあっても、良かった気がする。
エリア88のオープニングという先入観を無しに聴けば、Bondを洗練したような音で、良かったかもしれない。もっと数々の曲を手掛けアルバムが出れば、ドライブなどにはもってこいの一枚になるのではないだろうかと思う。彼女達の今後に期待したい。