コンキチ&ナターシャの絵本ナビおすすめ度
★★★★☆
なんていうかシビリアン・コントロールという言葉が
虚しくなるような脚本だ、平和を愛する主人公の戦場
カメラマンが自分を犠牲にしても大切な人を家族を守る
ために商売道具のカメラを捨ててまで戦うという選択を
決意する動機や心の葛藤はさらっとスルーしてしまうし
この作品のもうひとつ山岳アクションとしての側面でも
主人公のコアな登山スキルが北朝鮮の装備を凌駕し状況を
ひっくり返してしまう爽快さも希薄で、この成島出という
監督は軍事の知識が幼く、首相が最終的な決断をする
までの脚本も学級会かよっ!と突っ込みたくなる情けなさ
しかし吉田栄作の自衛官の演技は素晴らしかった。
軍事アクションの映画がこれから作られなくなるのは
なんとか止めたいし、事実私はこの映画を批判はするが
応援もしたいし、軍事おたくの心を満たしてくれる映画が
訪れるまで、もうすぐかもっと予感させてくれる萌芽も
この作品には見て取れます。
キャストの熱演に救われてる作品
おすすめ度 ★★★★☆
荒唐無稽な設定、陳腐なセリフ回し、個性と迫力のない悪役には最近頭が慣れてきてしまったせいか(最近こういう映画多いから)もはやそこには引っかからなかったです。この作品の最大の見所はキャストの熱演です。うまい役者さんをそろえています。それを見るのが楽しかったです。