マンガが連載中に放送していたので結末は原作とは違いますが、それはそれでよかったと思います。キャスト、脚本などどれも良かったと思います。原作と同じようなキャラクター設定になっていますが、冬月先生(松島奈々子)だけは原作とはちょっとキャラが違ったような気がします。その点が残念といえば残念です。
(英吉+龍二)÷2=GTOおすすめ度
★★★★★
良くGTOの鬼塚は、かつてのような破天荒さがなくなって小物になってつまらんとか言う見解を聞くが、それは構成上主役を降りざるを得なかった龍二の分の性格設定まで背負う必要があったからじゃなかろうか。
つまりGTOの鬼塚は湘純の英吉(破天荒)と龍二(仁義)の2役を一人でやってる。それを小物化と見たら楽しめないが成長の証と見たなら
楽しめる。
ただこれはあくまでエンターテイメント。もっとこういう親身になってくれる教師が増えればいいとか、そういう“救い”を見出す為に見るのは少々危険かと思う。
日本の教育現場に問題があるのは自明としても、諸外国の平均的な観点で見ると、金八やGTOで描かれてる世界は“良識を持たない未熟で甘ったれな生徒達を(ある程度は環境のせいだとしても)、教師の枠を超えて過保護な愛情を注ぐことにより更正させる教育ファンタジー”と見られるのが妥当かと思う。
日本の教育には問題はある。が諸外国のそれだって想像するほど甘くはない。オレは今の学級崩壊なんか見てるとどっちかって言うとワガママな生徒に付き合わされる教師の方の肩を持ちたくなりますし。
だからこれはエンターテイメントとして楽しむのが一番いいかと思います。
こんな先生がもっといたらな・・・・。おすすめ度
★★★★★
伝説の教師Great Teacher Onizuka!!
生徒の家に勝手に入り込んで壁をぶち壊したり、生徒を勝手に(?)
学校を辞めさせたり。とにかく自分の地位は関係ないんだ!!
という鬼塚は本当にかっこよすぎ!!
こんな先生がもっといたらな・・・・。って思う。
そうすればもっと学校が楽しくなるのに。
先生のことをまったく信用しなかった生徒達が心を開いていく姿は立派。
鬼塚は自分の地位なんて関係ない。お前らが大事だと言っている。
今の先生は生徒なんかよりも自分の立場が大事だと言う先生も少なくない。だから心を開かない生徒が出てくる。
1人1人の生徒を対等に接する鬼塚は伝説の教師だ。