アリバイとトリックを旨く使いこなしての密室殺人 おすすめ度 ★★★★☆
ヒッチコックの代表作のひとつで、最初から犯人はわかっているのですが、
いわゆる密室殺人のトリックを暴いてどうやって真犯人を探し出すかという
捜査過程の醍醐味を思う存分に楽しませてくれる作品です。
犯人としてはアリバイ工作を周到に計画するのですが、完璧なアリバイ工作
などできないことを裏付けする刑事とのやりとりが面白い。
レイ・ミランドのち密すぎるぐらいの演技がとてもリアルであったが、最後は
刑事の罠にまんまとはまって御用となった。なるほどと思うラストシーン
にため息がこぼれました。良かったですよ。
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