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大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか―カンニング竹山と考える (扶桑社新書 5)

竹山 隆範
おすすめ度:★★★★★
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しっかりとした内容。
おすすめ度 ★★★★☆

 芸人の書いた本なので笑いが多いのかと思っていたが、しっかりとした内容。
個人情報の流出は人事ではない。TEL公開していないのに、自分のところにも
勧誘のTELがけっこう掛かってくる。



燃えるキレ芸
おすすめ度 ★★★★★

キレることなんて世の中にそう無いよ!なんてTVでキレてましたが、今回のこの本の中では憤りの他に行き場の無い悲しみさえ伝わってきそうな内容でした。

ただの遊び金やその場凌ぎの金銭目的で犯罪行為に身を染めていく未成年達への「とにかくさっさと足洗え!将来に備えろ!」という切実なメッセージにはTVで見ることはできない人柄が見えました。


少しでも犯罪抑止に繋がればいいとのことです。少しでもこの国が抱える病が和らげれば、というこの本に関わる人たち、被害者達の話ももっと詳しく書いてほしかったです。

次回作求む!



論理的でも、分かりやすい。
おすすめ度 ★★★★★

よく「大阪人は。振り込め詐欺にひっかからない」と言われているがなんで??
と感じたことはないでしょうか。
この本では、多方面の方との会談を中心に多方面から論理的に、でも分かりやすく「大阪人はなぜ、振り込め詐欺にひっかからないのか」
特に、大阪学で有名な大谷晃一氏との対談はなるほど!と思える部分がたくさんあります。



なるほど納得の一冊。
おすすめ度 ★★★★☆

『週刊SPA!』の連載をまとめて加筆・修正した新書。

著者である竹山氏自身が債務整理を行った際にやって来た融資詐欺のハガキを切欠にして、『探偵ナイトスクープ』での探偵経験と振り込め詐欺の被害集計データといった視点から「大阪人らしさ」を探る。

各人との対談を中心に構成されており、以前読んで面白かった「大阪学」の著者である大谷教授との対談に惹かれて手に取りました。

福岡出身の著者が、対談相手である「大阪人」との対話の中で、その「大阪らしさ」探り気付いていく過程を面白く・感心・納得しながら一気に読めました。
テレビで親しんでいる筆者の語り口調が、ともすれば重くなりがちなテーマを上向きにさせる事にひと役買っているようで好感が持てます。

あまりにも、あっという間に読めてしまうので「もう少しコラムを読みたかったなぁ…」と物足りない気にすらなります。

著者をテレビで観る際のキャラクターとは少し違って、真面目な人柄を窺い知れる気がします。


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