写楽(三つ目)という男の子が主役の本アニメ。普段は額にばんそうこうを貼って、もう一つの目を外に出さないようにしているのですが、絶対絶命のピンチとなった瞬間に限って何らかの拍子にばんそうこうが取れてしまい、三つ目へと豹変する。初めて観たときは多重人格か?と思わず感じていましたが、そこが手塚先生独特の描き方。数ある手塚アニメの中でも結構気に入ってます。
豹変した写楽(三つ目)は急に挑戦的・生意気になるのですが、結果人助けをしてるんですよね。でもばんそうこうを貼り直すとケロッと忘れてしまうのが可愛いですね。
名作です!おすすめ度
★★★★★
三つ目がとおるは作品名と写楽という男の子が主役で三つ目になると生意気な性格になる、というくらいしか知識がなかったのですが、
最近ふっとDVDを借りて何気なく見てみたらあまりの面白さにびっくり!
すぐに単行本を購入してそちらも読みながらこのDVDも見ていったのですが、
本当にうまく原作を活かしたシリーズ構成になっているなぁと思いました。
原作をベースにしながらもアニメのオリジナルな展開が入っているので先が読めず、原作を読んでいてもとても楽しめます。
三つ目族の謎編のラストで写楽がとった行動は、原作よりもさらに怖くて本当にどんな展開になっていくのかわからず、見ていてすごくドキドキしました。
私は手塚作品の主役はみんな正義の味方みたいな正当派な感じの人ばかりだと思っていたので、
ここまで悪魔的思考の主人公はすごく新鮮でした。
でもそれがかえってこの作品の魅力を引き出しているのだと思います。
手塚作品は何作か代表的なものは読んでいますが、
その中でも文句なしに一番好きな作品になりました。
ぜひ原作とともにアニメも見てください。
本当におすすめのすばらしい作品です。
今でも面白い!おすすめ度
★★★★★
今でもアニメ化したらいいと思うくらい面白いです!手塚治虫さんの作品の中でも、あまり知られていないのが不思議なくらいです。
超能力の使えて、IQが700~800の三つ目族の生き残りの写楽が、古代遺跡や財宝にからむ謎に次々と巻きこまれていく話です。
子供の頃に見て面白かったので今回購入したんですけど、子供の頃より遺跡などに関して知識も増えているので、より楽しめました!
子供から大人まで終始楽しめると思います!!何より三つ目の写楽がカッコイイ!!手塚治虫さん自身もこのキャラが好きだったそうです。
買って損はありません!ぜひ見てください!
最高!!!おすすめ度
★★★★★
待望の三つ目がとおるDVD-BOX、ついに発売。ボックスやトールケースのイラストは気合入っていてカッコイイし、解説ブックレットも内容充実。そして何より作品が面白い!!原作のテイストは損なわず、しかもアクション満載、ストーリー明快、そして写楽君も和登さんもよく動くし可愛いし・・・。言うことナシです。ファンならずとも一見の価値あり。
古代の神秘おすすめ度
★★★★☆
「三つ目がとおる」との出会いは、小学生のトキにアニメを見たのが始まりです。当時の自分には、バンソーコーが踊ってるEDが印象的でした(笑)。高校生になって、文庫版コミックを買って、再度ハマりました。そして今、ついにDVD化!!嬉しい限りです!(><)
私は中学生くらいから、古代遺跡に興味を持ちました。この作品は、三つ目族の遺跡を中心にお話が進んでいくんですが、不思議な発明や魅力的なキャラクターでどんどんのめりこんでいくんですよ。
古代遺跡が好きな人にオススメの一品ですVv
概要
70年代の手塚治虫後期の代表作の一つである伝奇SF作品を原作に、1990年から約1年間テレビ東京系で放映されたアニメーション。全48話中、前半にあたる24話までを収録したボックスセット。
かつて地上に栄えながらも滅びてしまった古代民族三つ目族。その末裔である少年、写楽保介。普段は三つ目を絆創膏で隠され、さえない写楽が、それをはがされることで天才的能力と悪魔的思考、そして超能力を発揮し、失われてしまった数々の古代文明の謎に迫り、また非常に発達しつつもどこか危うさをあわせもつ現代文明に対しての警鐘をも鳴らす。
なお、1985年に「24時間テレビ」で放映された単発作品「悪魔島のプリンス 三つ目がとおる」は、原作は同じだが本シリーズではない。(田中 元)