The 連打

Y!天気情報

星座占い

+ 大いなる陰謀 (特別編) +

大いなる陰謀 (特別編)

ロバート・レッドフォード
おすすめ度:★★★★★
最安値はこちら!

Amazon.co.jp



買うほどではないが、とても考えさせられる映画
おすすめ度 ★★★☆☆

 アメリカの戦争、政治、教育、報道などあらゆるものを通して、君ならどうする?と
問いかけられた映画です。

 映画自体で話せば、これを映画館で見た人は、すぐにはわからないだろうし、すんなりし
ないと思う。だが作品としてみれば、哲学的であるし自分に問いかけてくる面白い映画だと
思う。

 ただ、題名からくる期待感は裏切られると思う。題名と内容があんまりリンクしていないと
思う。もう少しいい名前であれば、見てる人もなっとくさせられただろうと思う。戦争映画
やミステリーと勘違いする人もいて、評価を下げてしまう人もいるのではと思うと残念だ。

 買うにはちょっと手がでないが、レンタルなら十分見る価値があるだろう。



映画的な魅力に乏しい。
おすすめ度 ★★★☆☆

本作に登場する、政治学の授業がつまらないとサボタージュする学生同様に、作り手も「今の閉塞した状況をどうすべきか」はっきりした答えは持っていません。考えるより行動すべきだというメッセージは伝わってきますが、では具体的にどうすべきか?「今現在の問題点は伝えたから、あとは自分でしっかり考えてね」という作りです。
監督に加え、脚本にも名を連ねているレッドフォードの思い入れが良く伝わってくる力作だとは思いますが、90分間ほとんどが登場人物のディスカッションで進行するためいかんせん映画的な魅力に乏しい。アフガンの作戦において戦場に取り残されるのがレッドフォード扮する大学教授の教え子2人というのも、個人的にはあざとい展開に思えてマイナスポイントでした。ただ、一度は観て、いろいろ考えてみるべき作品ではあるとは間違いなく感じました。
最後に、DVDは吹き替えでの鑑賞をお勧めします。とにかく会話の情報量が多いので、吹き替えの方がすんなり頭に入ってくると思います。吹き替え自体の出来も素晴らしいです。



何のための戦争なのか?
おすすめ度 ★★★★★

時差のある三箇所での物語が、絶妙に絡み合いながら同時進行します。キャスティングが絶妙で、上院議員を演じるトム・クルーズは、カッコマン的なその風貌からして、自信たっぷり嫌味な政治家ぶりの今回の役は、彼をおいては考えられないほどハマリ役。
ベテランジャーナリストを演じるメリル・ストリープは、これまで彼女が演じた数多くの「社会派」的なキャラクターを思い出させ、これまたハマリ役。
60年代に反戦活動家だったことを匂わせる大学教授にロバート・レッドフォード。この役は、リベラル派である彼自身を投影していることは明らかですね。

自分の名声と利権のみを考えている政治家、その要求に抵抗しなかったマスコミ、腐りきった状況をシニカルにながめながら、自分の穴にこもっている学生、なんとかしなければならないと思いながら、なすすべがない大学教員、これらの四者がともに批判されている。
何のための戦争なのか? 徴兵制、人種問題、マスコミ、政治など、シリアスで思いテーマが満載。メッセージ色が強すぎることや、ほとんどが会話を読むことに集中させられるし、ドラマチックな展開もごくわずかなので、このあたりが評価が分かれるかもしれません。

尻切れトンボみたいなラストシーンは、まさに「さて、映画を観ているあなた達はどうする?」といわんばかり。まさにレッドフォードからの問いかけそのものです。


メリル・ストリープ 最新動画

メリル・ストリープ の最新情報