通算3作目おすすめ度
★★★★☆
ヴォーカルこそ、デス・ヴォイスというか、がなりたてるようなスタイルだが、疾走感のあるリフ、メロディアス&テクニカルにして扇情的なソロ・パートと、いかにも日本人好みの楽曲スタイルにメタル・ファンならば、ハマること疑いなしの傑作だ。プロダクションも割りとすっきりしていて、聴きやすいんだよね。
例えるなら、'80年代中期のW.A.S.P.の初期とか…曲自体はキャッチーでKISSを思わせるが、ヴォーカルが好き嫌い分かれるところなんか、感覚的に近い。こちらはメロディック・スピード・メタルが根っこにあるので、やってる事は全く違うけど。
逆にデス・メタルを期待して聴くと肩透かしとなる可能性の方が高い。ブラスト・ビートもないし、邪悪な重さや暗さよりも、ハード・コアに近い怒りの発散的表現に近いのだ。
疾走感のある曲調の中、ギター&キーボードのソロ・パートが乱舞するというタイプの楽曲がほとんどを占めるが、4はバラードと言うと大げさだが、神秘的なムードが出ていて、良いアクセントになっている。
演奏面ではソロでのギターとキーボードの絡みももちろん素晴らしいが、リフ、リズム・ギターのキレの良さにも驚かされる。こうした高い演奏技術に裏打ちされたスリルが味わえるのが、このバンドの大きな魅力だ。
ボーナス・トラックの10はオジー・オズボーン、11はW.A.S.P.のカヴァーだけれども、こういうボーナス曲は大歓迎だ。
Follow the reaper-Children of bodom-おすすめ度
★★★★★
初めて聴いた時に鳥肌が立ったバンド。
Children of bodom
有りがちなリフとクサいソロと
たまにくるディミニッシュやら
オーギュメントやらのラリった
フレーズが堪らない!!
全体的に技術が整った
バンドですね。
オススメ曲は
Follow the reaper
(フォロー・ザ・リパー)
Silent Night Bodom Night
(サイレント・ナイト・ボドム・ナイト)
Everytime I die
(エヴリタイム・アイ・ダイ)
Hate me
(ヘイト・ミー)
Bodom after midnight
(ボドム・アフター・ミッドナイト)
いやいやホント気持ちいい!
皆さんもラリって下さい☆
素晴らしいメタルアルバム!おすすめ度
★★★★★
フィンランドのへヴィーメタルバンド、チルドレンオブボドムの3枚目のスタジオアルバムです。
これまでの2枚と比べるとよりメロディアスに、よりアグレッシヴになったように感じます。北欧メタルや様式美メタルファンならばぜひ聴いてみてもらいたいです。
ところでチルドレンオブボドムをデスメタルと呼ばれる方がいらっしゃいますが、これはちょっと違うかな?デスメタルという言葉に反応してチルボドを敬遠していた方がいらっしゃるならば、安心してチルボドを購入してもらいたいと思います。ヴォーカルは確かにデスヴォイスですが、演奏はあくまでもメロディアスな様式美メタルです。ロイヤルハントやストラトヴァリウスのファンの方には特にお薦めです。
チルボド・・・おすすめ度
★★★★☆
サードアルバム。テクニカルでメロディアスな今時のメタルです。デスメタルではありません!まぁ要素はありますが・・・アークエネミーやインフレイムスのファンには是非おすすめ!メジャーなメタルです!
非常に優れたメタル作品
おすすめ度 ★★★★★
フィンランドの様式美ブラック・メタラーの3rdフル。
前作「HATEBREEDER」にて楽曲の質を大幅に向上させてきた彼らだが、今作ではさらにその上を行く、ハイ・クオリティなアルバムを提示してきた。
音楽性に大きな変化はないものの、よりメロディックな曲調が目立ち、デス・メタルという範疇に存在しながらも、キャッチーという響きすら似合う旋律美が随所で耳を捉える強力盤。
スピード、テクニック、メロディ、アグレッションがせめぎあう楽曲の完成度は、まさに一級品。
近作に見られるワルな感じの洗練されたデス&ロール路線も確かにカッコいいが、彼らの本来の持ち味は、アグレッションと美旋律が同居する、このアルバムの路線でこそ真価を発揮するのではないかと改めて思う次第。
次作以降はヤンネ・ウィルマンの華麗な鍵盤捌きが抑え気味になっちゃってるしね・・・。
デス?んなもんうるさいだけで、音楽じゃないでしょ。っていうメタラーに、先入観を捨てて聴いてみて欲しいかな。正統派メタルが好きならまず気に入るハズ。