本格的なバレエが見られる! おすすめ度 ★★★★☆
物語のはじめから終わりまでまるでバレエの公演を見に行ったかのように感じる映画です。 所々簡単なストーリーが富田靖子さんの声で語られています。 やはり見所は主人公達がお菓子の国へ行ってからです。 金平糖の精やお茶の精、コーヒーの精などお馴染みの踊りが登場しますが、ジョージ・バランシンの振り付けでなかなか難易度の高い踊りを披露してくれています。バレリーナ達の安定した回転技が一層花を添えているようにも思います。 ニューヨーク・シティ・バレエ団のスターダンサー達が総出演ということもあり、大変見応えがある内容でした。 もしバレエに興味があれば大人も子供も楽しめる映画だろうと思います。興味がない人にはちょっと疲れてしまうかな? 星を一つ減らしたのはマコーレー・カルキン君が素人っぽくて残念だったからです。ビデオパッケージには「華麗に踊る」と書かれていますが、一人だけバレエに染まっていないのでやはりメインはニューヨーク・シティ・バレエだと思います。
|