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逆説の日本史 15 近世改革編 (15)
逆説の日本史 15 近世改革編 (15)
シリーズ15巻は、吉宗とその経済政策についてです。吉宗と言えば、「暴れん坊将軍」(もちろんフィクションですが)で有名ですが、世間の相場はどちらかと言えば、「名君」に偏っていると思います。

もちろん、彼が暗君であったとは言えませんが、こと経済政策については、「素人以下」であり、そこで同じ徳川家の中で、「政争」とも言える争いがあったことなどは、歴史の教科書に載っていません。そしてその経済音痴となった根本的原因に、「儒教」の教えがあることが論理的に解説されています。「儒教」にここまで負の側面があったことなど、学校では教えないはずですが、このような宗教問題を理解出来ないと、現在の政治・経済の諸問題を正しく理解出来ない事が本シリーズでは繰り返し力説されていますが、それをここまで綺麗に解説出来るのは著者だけと言っても良いのかも知れません。




逆説の日本史 12 近世暁光編 (12) (小学館文庫 い 1-21)
逆説の日本史 12 近世暁光編 (12) (小学館文庫 い 1-21)
シリーズ12巻は、徳川幕府についてです。徳川家康と言う人は、「卑劣なやり方で豊臣家を滅亡させた人」と言う評価が大半でしょうが、そう言ったイメージを本書ではバッサリと切り捨て、この施策があったからこそ後の、天下太平が200年以上も続いたのだと説きます。
このような見方を裏付けるための論理構築は著者ならではで、今までの歴史学者が誰も出来得なかったものです。

同時に山内一豊が実は無能な政治家であったことや、真田昌幸がとても優秀な武将であった事など、今までの歴史書には描かれていない戦国の人物史も、とても興味深く読めました。

家康がどれほど優秀な戦略家だったのかは、幕府が200年以上も続いた事からも明らかですが、それが幕府設立当初に実施した様々な施策が効果的だった事、そして図らずもそれらの施策が、熟成された結果明治維新と言う倒幕につながった事など、歴史と言うモノがどれほど奥深く連綿と生々流転しているかを知る事ができます。




世界が愛した日本
世界が愛した日本
本書は日本ではほとんど知られていない感動の外交物語を扱った歴史ノンフィクションです。

トルコ・ポーランド・ベルギー・ユダヤ人・インドネシア・韓国・ドイツなどの国々との感動の物語を読み手に伝わりやすい筆致で綴っています。

本書の中では、ユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝はよく知られているかもしれません。

しかしその他の大半の「史実」は日本人にとって知る機会が全くなく、かつての日本国の先人達が行った誇りある行動を現代の私達は知りません。

国益などにとらわれずに「困っている人がいれば手を差し伸べる」といった日本人の行動を、何年経っても忘れずに恩返しをしてくれた国々。

本書には「本当の外交」を見た気がします。

台湾の李登輝氏やチベットのダライ・ラマ氏に対する日本政府の扱いを見ていると本当に悲しくなります。

本書はそういった腰抜け外交をしている人達に是非読んでもらいたいものです。

また本書のような歴史の事実こそを教えるべきだと思います。

本書を読むと「日本人」に誇りが持てます。

何度も、何度も涙しました。

多くの人に読んで欲しい名著です。






ゆうべ 井沢元彦 が夢枕にたたれてこうおっしゃったッ・・・!


この日のイベントでは、セクシー衣装でファンを悩殺した 井沢元彦。「まさかサイパンでバスケができるとは思っていなかった。バスケには自信があるので、ぜひ見てほしい」。
今回も94センチの巨乳が躍動するシーンは満載。特にスカーフを胸に巻いているシーンは、かなり際どいところまで見せているそうで「ドキドキしながら撮りました」と告白した。

こりゃあようするに一言で言うとあれだ

『 恋愛は常に不意打ちの形をとる。 』( 立原正秋 )

っちゅうことですねー確かに。

逆説の日本史 15近世改革編 井沢元彦著
井沢元彦氏の著作は高校時代に猿丸幻視行を読んで以来のファンです。 『逆説の日本史』も出版されるたびに購入しています。 今回は第15巻 近世改革編 官僚政治と吉宗の謎です。 江戸時代も中期を過ぎると財政状況も逼迫して経済改革を推し進めなければ ...

chirinutomo さんのレビュー
おおっ!と目から鱗がいっぱい。井沢先生、さすがです。

井沢元彦『言(ことだま)霊 ?』
言霊〈2〉―なぜ日本人は事実を見たがらないのか (ノン・ブック愛蔵版)井沢 元彦祥伝社このアイテムの詳細を見る前に読んだ、同じ作者の『言霊』の続編です。 内容的にはさほど目新しくはなく、前作の補足というか各論というか。大半はそのようなもので ...

chirinutomo さんのレビュー
まるっと一冊のぶながづくし!

本・雑誌:本廟寺焼亡 (井沢元彦)
著者:井沢元彦(いざわ もとひこ) 発行:講談社文庫初版:1984/08/15 サイズ:文庫(A6) ISBN:4-10-232501-8 表紙NO:い31-2 ■概観 (ブックカバーより) 京都、本廟寺。親鸞聖人直系で厖大(ぼうだい)な信徒数をほこる名刹で、次期教王の座をめぐる骨肉の ...

chirinutomo さんのレビュー
足利義満と世阿弥が大好きな人間にはたまらない一冊です中世ファンのみなさま、ぜひご一読を!

chirinutomo さんのレビュー
後醍醐天皇、暴走中です.

逆説の日本史12 井沢元彦著 PR後活性化でなく読書
逆説シリーズは、今現在の仕事や人間関係に役立つポイントをいつも与えてくれる。 文庫本がでると毎回すぐに購入する。 この12巻は、徳川家康が、秀吉没後にいかに天下を取っていくかという戦国末期の話。 家康は知略でもっていとも簡単に、豊臣家から ...

『逆説の日本史』井沢元彦著
数日前から、『逆説の日本史』(井沢元彦著)を読んでいる。ハードブックで出版されているのは知っていた。しかし、この人、マスコミ関係(TBS)の仕事をしている人だよな、こんな人が本当にマトモナな歴史書を書けるのかよ、とバカにしつつ、この本を手 ...

中国機爆破予告の容疑者は韓国人
虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり (小学館文庫, 虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり (小学館文庫) (2003/10) 井沢 元彦 商品詳細を見る ...

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